分かってくれる人がいない。家族も親戚も信用できない。怖い。

下手な文章ですが、気が向いたら読んでいただきたいです。
3歳ぐらいの頃、両親が離婚して母親に引き取られました。父親はパチンコで自分の養育費すら食い潰す人間だったそうです。しかし小さい頃の自分はその父親が悪いことをしてるなんて思ってもおらず、半年に一度ほどのペースで父親と会わせてもらっていました。パチンコの件を聞いたのは中学に入ってからです。3年ほど母の社宅で暮らしていましたが寂しいとか悲しいという気持ちはありませんでした。自分が6歳になったころ、母は同じ会社で同じ社宅に住む既婚者で家族を持っている人と仲良くなり、相手も家族を捨てて母と再婚しました。その再婚までの間、家族ぐるみの付き合いでよく相手の家族の子供と遊びました。それがいかに変なことか自分は分かっていませんでした。
小学校に入ってから、他人と自分の家族の違いを知り、親に何度か質問しましたが、何を言われたか覚えていません。新しい父親を「お父さん」と呼ぶように言われたとき泣いたのは覚えています。新しい父親は怖い人でした。いつもイライラしているし、家事を手伝わないとひどく叱られました。門限を破るようになってからは何度か暴力も受けました。小学3年の時に父親の都合で大阪に引っ越すと言われ仲が良かった友達やよく遊んでいた好きな女の子とも離ればなれになりました。引っ越しを聞かされた時も泣いたのを覚えています。
引っ越してから少しの友達が出来はじめたころ、自分は引っ越す前のように門限を守りませんでした。家に帰ることが辛くて、いっそ他の家族に引き取られたいと思っていました。だいぶ遅くに帰ったその日、父親は自分を坊主にしました。自分は眼鏡をかけていたので学校でメガネザルだと言われひどくいじめに遭いました。小学校では卒業するまで近くに住む僅かな友人とだけ遊んでいました。中学で同じ一人っ子の親友が出来ました。今でも交流があります。彼は親にとても大事にされていました。自分の年代での一人っ子率はとても低く、彼を自分の比較対象にしていました。とてもいい人で喧嘩もしたことがありません。でも、内心羨ましくて気が狂いそうでした。彼が悪くないことを自分は分かっていたので絶対に傷つけるような事はとても言えませんでしたが。表向きは明るい良く喋るキャラで通していました。表向きというか、こうありたい、という自分を一生懸命演じていた感じです。文章は苦手ですが喋るのは好きでした。
自分は親とのあらゆる約束ごとに腹が立っていました。約束とは信頼に足る人と交わすもので、「お前を育ててやった」とか「感謝がないのか」とか「このままではクズになるぞ」なんて日常的に言う両親に、そんな人達に押し付けられた約束を守る義理は無いと思っていたからです。自分は生んでくれなんて頼んでない。あなたたちの子供だから好きに育ててくれて良いよなんて吐き気のするような事は断じて言っていない。発達障害を持っている自分を私たちは理解していると両親は言いましたが、専門機関にも行かずひたすら怒鳴られている毎日が続きました。高校の3年まで、こんな調子でした。
確かに、親がいなければ高校にも行けず、まともな教育を受けられない。感謝は必要です。我慢すべきなのかも知れません。恩恵を受けている。しかしその対価に精神的苦痛に耐え、障害を持った自分を受け入れてくれる場所があるのか怯えながら毎日を過ごす事が正しいことなのでしょうか。
頼んでもいないのに育てられ、挙げ句感謝を強制されて(脅迫じみた要求のされ方に違和感がありました)、そんな親に従順に生きることが親への恩返しなのでしょうか。自分にはよく分かりません。
死のうと思ったこともありますが、根性もありません。自ら死ぬことを逃避だと捉える人が大半でしょうが自分は違うと思います。生きていて不安なのは、惨めになって死ぬのが怖いからだと思っています。自殺は勇気を振り絞って、生きることより先の見えない(先の無い)選択をした結果だと思っています。生きていれば良いことがあるなんて、そんな気持ちの悪い言葉を笑顔で言う人達が怖いです。
報われない人が山のようにいて、怖くて悲しい気持ちのまま死んだ人も居たと思います。いま、生きている人達は報われたか、あるいはそんな境遇と縁の無い人達のはずです。いくら他人を哀れんでいても、所詮安心材料でしかない。比べる対象が少なく、自分と違えば違うほど不安になる気持ちをわかっていない。そんな人達が自分の周りで生活しているのが怖いんです。
話がそれました。長文で訳の分からないことを書き連ねてしまいました。ごめんなさい。
先日、おかしな自分の現状を母が祖父母に報告しました。祖父母は自分に「お母さんを悲しませるな」としか言いませんでした。体調を崩して仕事を休んでいる自分に母は「家事やっといて」「夜は飲みに行く」としか言ってきません。飲み仲間に自分の障害のことや悲惨な現状を話したと言っていましたが、そんな息子を持った己に同情して欲しいのか単なる愚痴かは分かりませんが、とにかく気持ち悪いです。上に書いたことがザックリした自分の人生になります。絵が趣味ですがそれも手につきません。食欲もあまりない。あと部屋の照明がやけに眩しく感じる。でも、こうして長い文を打つ力が残っていたのには自分でも驚きました。最後まで読んでくれた方、いるのかな。いたらありがとう。あなたはいい人です。誰にも言わなかった自分の気持ちをこうして読んでくれた。コメントがなくても構いません。ありがとう。

TTY
コメント数 : 1
タイプ名 : 治癒者
2017年10月11日 10時55分
クマ
2017年10月25日 15時23分

全部読みました。
まず、あなたの文章が下手だなんて思いませんでしたよ。あなたの辛い感情が痛いほど表れているのに冷静に綴られていて、どうしてもコメントしたくなりました。
人様の親御さんに対してこんなことを言うのは失礼ですが、そんな親にそんな環境で育てられたのに、あなたは自分の頭と心でしっかりと考える力のある精神性の高い方だと感じました。
「きっとこの先いいことがあるよ」などという言葉はあなたには無意味かもしれませんが、ただ、あなたはご自身を冷静に捉えることのできる、あなたの親御さんとは全く違う人間性の方だと思います。
少しでもあなたの心が安らぐことを祈っています。